PLASTER PLASTER

http://plaster42.blog.jp/

Dead by Daylightで実況をはじめてみて見えたこと

実況をとりはじめたきっかけ

この人生で実況というカテゴリにまったく触れることなく生きていくんだろう。
そう思っていたんですが、なんとも本当にちょっとしたきっかけで実況を始めることになりました。

理由は単純でキラーの知り合いに「上達のため、あなたのプレイスタイルを見せてくれ」
といわれたからです。
まさかそんなことを言われるとは思っていませんでした。確かに私は知り合いよりもプレイしている年数は上です。

しかしそんな自慢できるほど、私はうまくはありません。

 

実況をはじめよう、そう思ったとき考えたこと

実況を見る機会はあったものの。さてどうしたものか。
まず実況をどこで公開するのか考えました。
個人的に思ったことは
・正直友人にそこまでばれたくない
・限定的な人たちに見てもらえればいい条件だった
上記2つの理由から、日本人にはあまり親しまれていない

Twitch、に投稿することをきめたのです。

 

Twitchはなにか

Twitchは日本人にはあまりなじみがないので説明しておくと
一時期は誰しも見たことあったUstreamのようなもので、ニコニコ動画とは違い、そのメインは「生放送」にあります。
まだ日本はきちんと編集されたモノのほうがなじみがあるのか、最近ようやく浸透してきたといったくらいでしょうか。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Ustream

Twitchの魅力は、その生放送中に実況者にコメントをおくり、リアルタイムで返信がある。設定によりますが、その放送は映像として残らないというのもあります。

生放送がメインなので、あまり知られていないとは思うのですが
実はビデオプロデューサーというシステムがあり、Youtubeやニコニコのようにただ動画を投稿することもできるのです。
ただしベースは生放送形式のため、事前に用意した動画を、何時に放送を開始するか等の設定をするところがまた特徴的です。

さすがに、生放送はまだ抵抗があったので、私はビデオプロデューサーを利用しています。

 

投稿している動画について

投稿している動画ですが、ビデオプロデューサーで投稿した動画は、ほかサービスのように残ります。
Youtubeのような知名度もないので、肩の力を力を抜いて、だらだらと実況をしていますよ。

www.twitch.tv

 

 実況を始めて見えたこと、感じたこと

ここで本題なのですが
実況者の方のなかでも、ゲームに関係ないことを話したりして、動画のエンターテイメント性を高めようとしていますよね。
ですが、肌感としてはこういうプレイをしているときに自分が思っていることを話す、という形でずいぶん間は持ちます。
「ああ、あの人やばい」とか「ここはフォローしよう」とか「どうすればいいんだろう」とかずいぶん正直に話しても問題ありません。
Twitchで実況している有名な外国人のひとも、まあそんな感じです。
無理に自分のことを話さなくても問題ないと感じているし、無言の時間があったって
そもそもゲームとはいろんな感情を、見ているだけで持ってきてくれる有能コンテンツです。
そこはゲームの演出に頼ってしまったっていいんじゃないか?

そう思えるようになりました。

もちろん一番ゲームを楽しめるのは、実際にプレイしている実況者もといプレイヤーなのですがね。

自分の趣味や周りのことを話すのは、それなりに限定的なシーン
たとえばロード時間を見せなくてはならないときに、日常的なことを話すとか
そんなもんで最初は十分です。
もしTwitchで視聴者からなにか投げかけられたときは、必ずどのタイミングでもいいので返信するようにしてくださいね。

 

そして確実に見えたものがもうひとつ。これはゲーマーとして重要です。

・自分のプレイのだめなところ
・自分のプレイのくせ

でした。
ぜひ皆さんも、軽い気持ちで身構えず実況してみてください。
普通に楽しんでゲームをプレイしている人をみるのは、いつだって楽しいですよね。

オススメのホラーゲームを紹介

皆さん楽しくゲームで遊んでいますか?
据え置きの電源は入れていますか?

ホラーゲーマーの自分がオススメのホラーゲームを書いていこうと思います。


選出は「遊んでみてストーリーが好き」「システムが好き」
を中心に抜粋しています。
ちなみにここで紹介できなかったものもあったり....。

*下記レビューには一部wikiからの紹介文抜粋がみられます。

 

 

 

 

 

一人で楽しめるホラーゲーム

ALAN WAKE

アランウェイク
ジャンル=洋ゲー/三人称視点/一本道

■ゲーム紹介
スティーブンキングの影響を色濃く受け継いだホラーサスペンスゲーム。
アメリカのベストセラー作家が、休暇で訪れた一見変わった田舎街で
ともに旅行に来ていた妻の姿が、唐突に消えてしまう事件が起きる。
アランは妻を捜すべく、怪奇現象の起こる捜索に身を投じていく。

■個人的なレビュー
銃器やフラッシュライトを使用した戦闘あるアクション性の高さであり、三人称視点で描かれる。
いわゆるバイオハザードなので、初めて洋ゲーに手を出す人でも、不慣れな状況に陥ることはない。
やってみた感想としては、とにかく破綻のないストーリー、演出ともに映画を見ているような完成度の高さと
元々オープンワールドにするつもりだったステージは、広大さがあって自然多い田舎に来ている、現実感がある。
さらにキャラクターの性格付けも面白く、アランの周りの登場人物たちは見ていて飽きない。
主にピンチのときに出てくる相棒がとても可愛く見えてきて、一緒に旅をしたくなること間違いなし。
...相棒、お前ずっとアランの等身大ポップ抱えてついてきてたのか?

そして本作はアメリカ『TIME』誌で2010年ベスト・ゲームに選出
メタ認知ヒッチコック的なサスペンスの融合はAlan Wakeのゲームプレイに非常にユニークで楽しい体験をもたらし、今年最も素晴らしいゲームを完成させた。今年(2010年)多くのゲームタイトルがMatureレーティング(17歳以上向け)を冠したが、ALAN WAKEほど成熟したゲームはなかった。」と評されている。


プレイする上でホラーゲームにありがちな分岐システムはないので、時間がなくすべての選択肢を見る暇のない
大人なプレイヤーにオススメな一本道ホラーゲーム。

 

www.youtube.com

 

 

SIREN

サイレン
ジャンル=和ゲー/三人称視点/一本道

■ゲーム紹介
SIRENは昭和78年(作中では「昭和」の年号が続いている設定である)の日本を舞台に
土着的・民俗的なモチーフを題材とした3Dアクションホラーゲーム。
一種のテレパシーのように敵が見ている映像を盗み見る、「視界ジャック」というシステムを特徴としている。
難解なストーリー構成や謎をあえて残したまま終わるエンディング
また近年の和製ゲームの中でも群を抜いた難易度などは賛否両論あるものの
ホラーゲームには珍しい日本的テーマや独特のストーリー
挑戦的なシステムなどから一部で熱狂的な人気を集めた。

■個人的なレビュー
完全ドM向けホラーゲーム。
簡単に説明すると
あなたは、特定の人が見ているものを、立ち止まって目をつぶっている間盗み見る能力を持っています。
つまり目をつぶれば、その人の視点から物をみる能力を持っています。
近所に住むA子さんは、散歩が日課
引っ越してきたばかりの貴方は、女子力高めのA子さんにすっぴんを見られないように
A子さんが散歩しているルートを、A子さんを回避しながら、近所のコンビににいって
人目を盗み、ゴミ箱をすべて倒して自宅まで無事に帰ってこよう。
能力の使用に制限はないよ。いってらっしゃい!

そんなゲームでした。
通行人や、A子さんが、この場合敵になるのです。
プレイヤーは、基本一般人なので「武器の使用になれておらず、そこまで戦闘能力が高くはない」です。
つまりまあ、大体4、5発くらいくらったら、特定位置からやりなおし。って感じです。
ただ。ストーリーに関しては相当面白く、作りこみがすばらしいので
最後までやる価値はあるでしょう。
怖いものを体験したい、と思っている人にも、ぜひオススメしたいです。
多分、難易度もあるかと思いますが、怖さでコントローラーを置いてしまう友人もいたので
これが最初から最後までプレイできるかで、辛抱強さだったり、テクニックだったり
ホラーに耐性があるかどうかわかるのではないでしょうか。

 

www.youtube.com

 

 

Five Nights at Freddy's(シリーズ化)

ファイヴナイツアットフレディーズ
ジャンル=洋ゲー/一人称視点/移動なしの固定視点

■ゲーム紹介
Scott Cawthonが開発したFive Nights at Freddy'sシリーズの第1弾。
特徴は「電力システム」であり、プレイヤーはこれに気を付けながらプレイする。
ゲーム内容はライト・監視カメラ・扉を駆使して襲い来るアニマトロニクス
(ディズニーシーのインディとかの機械仕掛けの人形)から生き残るというもの。
ライト・監視カメラ・扉、これらに電力を消費してしまうので、指定時間以内で使い切らないようにプレイする。

2015年4月には映画化が決定したことがハリウッド・レポーターによって報じられた。

■個人的なレビュー
忙しい社会人向けホラーゲーム
1ラウンドがすばやく終わる。死んで覚えるタイプのものであり、すばやくリスタートできる
手軽さのあるホラーゲームなので、ストーリーを追わなくても楽しみたい人向けでもあります。
シリーズにおいては、4まで出ている状態ですが、ストーリーに関しては「調べてみようか」という意欲がある人なら、楽しめるように作られています。
調べれば調べるほど、「ああ、あのときのあれは...」といった感じで。
コレに関しては「アプリ」としても販売しているようですね。
アプリに関しては、残念ながらプレイしていません。
ゲームの見た目は単純なのに、掘り下げれば面白く興味深い
それでいて、やることが決まっている安心感や、単純なのに怖いという点でオススメします。

Five Nights at Freddy's

Five Nights at Freddy's

  • Scott Cawthon
  • ゲーム
  • ¥360

 

www.youtube.com

 

 

 

OUTLAST

アウトラスト
ジャンル=洋ゲー/一人称視点/一本道

■ゲーム紹介
とある「リークメール」をきっかけに、隔離された精神病院を取材にきた主人公。
敵から逃げ回りながら施設内を探索、この病院でおこった事件の真相を解き明かす。
主人公の所持品は取材用のビデオカメラのみであり、ゲーム内では敵を発見次第逃走するか、物陰に隠れる、あらかじめ敵の行動パターンを読んで裏をかく以外、襲撃に対抗する手段は一切用意されていない。
ビデオカメラには暗視撮影モードが搭載されており、暗所で周囲の確認や敵の先制発見に役立つが
バッテリーが切れれば使用不能となる。

■個人的なレビュー
こんなに暗視撮影モードをうまく利用し、怖く作れているホラーゲームってあるんだろうか。
というくらい、恐怖演出に長けている。
初代バイオハザードで使用されたような、ホラー演出の基礎を守りつつ
ビデオカメラの特徴を生かしたゲーム作りで、とても楽しめました。
このゲームの特徴というのはまさに「精神病院」であるということだと思います。
基本ホラーゲームの構造というのは「自分」vs「敵」もしくは、「自分プラス仲間」vs「敵」
みたいなモンなのですが、このゲームは自分vs敵であるにも関わらず
「敵」が「敵」であるという確信を持つまで若干ラグがあるんですよ。そこが怖い。

たとえば、「一見敵に見えるけどNPCでしたー」っていうやつがウロウロしてるんです。
しかも全員「行動が読めない」んですよね。そこがまたいい。
序盤無視されたし、大丈夫かなーと廊下ですれ違ったら、唐突に襲われて追いかけられるとか
わけのわからないことを呻いてるやつはもちろんのこと
無言で、何もせずついてくるやつなど、レパートリーも豊富です。
DLCもかなり...。いや、DLCのほうが個人的にですが精神的に参りました...。
ちなみにこのゲームは、今まで紹介してきたゲームの中でも
ゴア表現、グロテスクの塊ですので、精神の強い方のみプレイをオススメします。

 

youtu.be

 

 

 

Amnesia: The Dark Descent

アムネシア: ザ ダーク ディセント
ジャンル=洋ゲー/一人称視点/分岐

■ゲーム紹介
主人公はロンドンから来た若い男、ダニエル。
暗い広間で目覚めた彼は、過去の記憶を失っていた。
思い出すことが出来るのは名前と、自分が何者かに追われていたという事実のみである‬。
このゲームには、まるでクトゥルフTRPGのような「正気度」システムが搭載されている。
暗闇に長く滞在すること、敵を凝視し続けてしまうこと、死体など衝撃的シーンを目撃してしまうこと
このような行動によって、プレイヤーキャラクターは正気度を失っていくのだ。
正気を失うにつれて視覚的、聴覚的幻覚が始まり、よりモンスターに発見されやすくなってしまう。
ロウソクや他の照明器具に火を灯したり、またはゲーム開始地点付近で発見できるランタンを用いることで、プレイヤーは正気レベルの低下を防ぐことができる。
しかし、火打石の個数は限られており、ランタンもオイルを消費するうえに、一度オイルが切れると使用できなくなってしまう。
そのためプレイヤーは、光の中と闇の中、それぞれで過ごす時間のバランスをとることが要求される。
目的を達成したり、ストーリーが進行することで正気レベルは全快する。‬
という、特徴的なシステムを採用している。
Amnesiaは全体として好評価を受けており、その不吉な雰囲気とホラー要素に対しては絶えず賞賛が送られている。
Rock, Paper, Shotgunの John Walkerは
Amnesiaはプレイヤーを怖がらせることに関して、史上最も成功したゲームと言っていいだろう」
とまで言っている。

■個人的なレビュー
アムネシアは上記OUTLASTよりも、恐怖度でいえば高くはないが
それでも「正気度」システムと、限りある資源の有効活用のバランスがうまくできていると感じます。
ストーリーは分岐し、2パターン程度のエンディングを見ることができる。
ホラーの傾向としては、城が舞台であり魔術などが出てくるので、ファンタジー好きな人にオススメしたい。
物理を用いた謎解きがメインです。
「やつら」に追われるときの緊張感と、あまり見てはならないという部分があいまってもどかしい感じがとてもいい。
大体視認してしまえばそのものに慣れることができる、という心理を使わせないようにしているのでしょう。

 

youtu.be

 

 

ALIEN: ISOLATION

エイリアン アイソレーション
ジャンル=洋ゲー/一人称視点/一本道

■ゲーム紹介
時代は『エイリアン』と『エイリアン2』の間にあたり、行方不明になった母を探すため、アマンダが宇宙ステーションを訪れる。
しかし、その内部にはエイリアンが出現しており、ここから生き延びることが目的となる。
エイリアンは非常に強力であり、戦って勝てる相手ではないため、動体センサーなどを駆使しながらいかに遭遇せず探索できるかが重要になる。
PC Gamer主催の「ゲーム・オブ・ザ・イヤー2014」
英国アカデミー賞 のBAFTA ゲームアワード 2015のオーディオ賞
などを受賞し、販売本数は211万本を達成した。
ちなみに、このゲームは映画エイリアンの役者の方々が実際に演じられています。
つまり、音声も本物ですよ!

■個人的なレビュー
今まで発売されてきたエイリアンシリーズのものよりも、もっと映画よりであり
完成度が高いものだと感じました。
というのも、プレイヤーは生存者側でプレイするのですが、エイリアンの脅威をちゃんと感じられるようなデザインでできていて、とても緊張感のある内容になっていたからです。
いわゆるありがちな銃撃戦にまみれたモンスターパニック映画、というよりは
エイリアンが攻撃を受けるたびに強化されるため、ちゃんと危険を予期し、回避しなければ即死なのです。
どちらかというと、ステルスゲームに値すると思います。武器も限りがありますので
サバイバル+ステルスといったところでしょうか。

あと、映画みているなら感動できるシーンが多いのもいいところです。
当時の役者さんを使う、というところも押さえつつの、当時の映画セットをゲームの中で歩けて探索もできるんです。
きちんとフィルムや、当時のこされた設計書から作られていると関心しました。
まあエイリアンがいるんですけどね。
ちなみにエイリアン、凄く頭がいいです。
エイリアンの場所を探すための「動体検知」の装置があるんですが...。それが微々たる音を発生させるんですよ。
つまり、奴を見るときは奴も私を見ている...。どこかで聞いたようなアレです。
主人公のたてる音や、発生させる熱源などを細やかに察知して追いついてきます。
あと、ダクトをいかなくちゃならないときなんて怖いですね。
エイリアンはダクトを使用して、主人公のもとに近寄るので...。
後は細やかな演出がすばらしいです。
なにか手元を見るときに背景がちょっとぼやけたりするんです。
カメラで近くのものにピントを合わせたときに背景がぼやける演出を取り入れてるんです。
ちなみにピントは、背景、手元、と切り替えられるんですが、手元を見ているときにエイリアンがきたりしていないか、不安になります。

 

youtu.be

 

 

 

 

みんなで楽しめるホラーゲーム

 

Dead by Daylight

デッドバイデイライト
ジャンル=洋ゲー/一人称視点/三人称視点

■ゲーム紹介
サバイバー4人と殺人鬼1人で争う非対称型オンライン対戦ゲーム。
最近「PvP(プレイヤーvsプレイヤー)」と呼ばれるゲームがはやっていますが、ホラー界でもそれは同様です。
アプリでもそうですよね。「日本人はPvPは苦手で、あまり出さないほうがいい」とか言われていたのが
スプラトゥーン」でそのイメージが払拭されて伝わったようにも思えます。
スプラトゥーン人口のおかげで、PvP市場は拡大の一歩をたどっています。
という、現状はおいておいて...。


単純にルールを話すと、殺人鬼側は生存者側の殲滅。生存者は脱出。
生存者は「三人称視点」であり、ジェネレーターを起動して電気を通わせ、脱出ゲートを開くことを目的に行動。
殺人鬼は「一人称視点」であり、生存者を能力を使用しながら見つけ出し、一人ずつフックにかけて殺していく。
フックにかかっている状態なら、生存者は生存者側を助けることができるが、殺人鬼に狙われる。
殺人鬼は、フックから生存者が抜け出さないように、しかし、一人の生存者に執着するあまり
ジェネレーターを起動する、ほかの生存者の行動を妨害するのをやめてはいけない。

■個人的なレビュー
殺人鬼側に特殊な能力がついているといえど、なかなか忙しいのが心情。
ゲームバランスにおいては、修正の余地はあるが、ふらりと知らない人と遊ぶ楽しさを味わうのはとても面白いと感じたので、今後の市場を見据えてオススメします。
初めてプレイするなら、マップを覚えるためにサバイバーからプレイするのをオススメします。
たまに発動するバグに笑ったり、悪質生存者プレイヤーとあたってしまったときに
殺人鬼側と共闘するようなことができるのは「中にプレイヤーがいるから」ってやつでしょうか。
偶然に感謝です。ありがとう、やさしい殺人鬼さん!
(ちなみに場合によりますが、野良で殺人鬼側とボイチャはできません。助けてくれたのは本当に偶然です。)

ちなみにアップデートは、開発によりかなり積極的に行われています。
最初プレイしたときは、初心者には難しく感じるかもしれませんが、やっていくうちにどんどん楽しくなるするめゲーです。
気がついたときには、もう300時間を過ぎていた...。そんな魅力があります。

 

youtu.be

 

いかがでしたでしょうか。
私個人としてホラーゲームはたくさんやっていますが、なかなかいいものにあたるのって難しいですよね。
ここでは紹介しませんでしたが、ホラー...というよりは、ちょっとフシギな怖さがある
というものが好きだ、という方なら
LIMBOの会社が作った、INSIDEなんてオススメですよ。
雰囲気はそのまま、台詞もありません。
LIMBOの要素をうまく取り入れつつ進化を見せています。

 

ホラーゲーム界に幸あれ。

Halloweenロケ地を巡る

カリフォルニア州に旅行に行ったので、用事とは別に、ハロウィーンのロケ地めぐりをしてきました。

 

 

 

Halloweenって何?

伝説のホラー映画


1978年に第一作目が公開されたホラー映画です。
日本ではあまり有名ではありませんが、13日の金曜日に影響を与えるなど
映画としてはいわゆる「大御所」的な存在となっており、近年にいたるまでその名前は廃れることがありません。
最近ですと、リブート映画の撮影が行われ、2018年10月19日に米国で公開がはじまります。
たぶん日本でも公開されると思うのですが、もしかするとこれがはじめて見るHalloweenシリーズになる人も少なくないでしょう。
第一作目から時が経っているので、リブートという形をとっているのかもしれません。

cinefil.tokyo


そういえば、映画を除く最近の活動だと
Dead by DaylightというゲームでもHalloweenの登場キャラクターが実装されましたね。
この映画の代表的なキャラクター、いわゆるジェイソン的な存在のシェイプ。
そしてこの映画のヒロイン、ローリーです。

f:id:PlasticBrain:20180616230752p:plain

主人公のローリー。
可愛いけど気が強くて。そしてなにより子供思いです。
ベビーシッターをアルバイトにしていて、子供から慕われています。

f:id:PlasticBrain:20180616231133j:plain

ローリーを追う兄。マイケル。
なぜ彼女を追うのか、なぜ家族を殺すのか。動機は謎に包まれています。


 

映画のあらすじ

‘‘1963年10月31日のハロウィンの夜。
イリノイ州にあるごく普通の平和で小さな町、「ハドンフィールド」で殺人事件が起こった。
現場のマイヤーズ家で殺害されたのは、その家の長女、ジュディス・マイヤーズ。
そして、彼女を殺した犯人はマイヤーズ家の長男(ジュディスの弟)で、まだ6歳のマイケル・マイヤーズであった。
マイケルは責任無能力の異常者として、直ちに精神病院に措置入院となるも
マイケルの担当医を務める事になったドクター・ルーミスは、マイケルの中に秘められた危険性に気付き、彼に対する警備体制の強化を求める。
しかし、医師達はマイケルがまだ幼いのを理由に相手にしようとしなかった。

悪夢の殺人事件から15年後。
21歳になり、それまで病院でおとなしくしていたマイケルは突如脱走。
途中で殺害した作業員から作業つなぎを奪い
更には金物店で白いハロウィンマスクと洋包丁を盗んだマイケルは
高校生のローリー・ストロードの命を狙う。
その一方、マイケルの担当医で、拳銃を持ったルーミスが、マイケルの入院していた病室に残された「Sister」の文字を頼りに
彼の実家のあるハドンフィールドに訪れていた。‘‘


撮影したロケ地

今回私が訪れたのは、そのハロウィーンの舞台となる
ハドンフィールドです。
ハドンフィールド、というのは架空の地名で、実際にはカリフォルニア州にある
South Pasadena(サウス・パサデナ)というところにあります。

映画で使われた通りを重点的に撮影してきました。
本当に閑静な住宅街で、ここで何かが起こるように見えないのがまた...。

f:id:PlasticBrain:20180616230137j:plain
主人公がはじめてマイケルと遭遇するシーン

 

f:id:PlasticBrain:20180616230145j:plain
左後方にマイケルが乗った車。なぜか気がつかない追っ手、ルーミスのシーン。

 

f:id:PlasticBrain:20180616230141j:plain
マイヤーズハウス。悲劇が起こった家。
この家の近くには記念館(ギャラリー)があり、当時の写真が飾られています。

 

 

f:id:PlasticBrain:20180616230451j:plain

こちらがギャラリー

 

f:id:PlasticBrain:20180616230452j:plain

展示はアート作品と、実際撮られた写真。

 

 

f:id:PlasticBrain:20180616230457j:plain

こちらはおまけ。
正直、木の上にマイケルを飾るなんて正気の沙汰ではないですが
気がついたときはめちゃめちゃ怖かったので、いい思い出です。
時間が過ぎて訪問してしまったため、基本は外から無理やりとった写真になります。
ああー、入りたかったなあ。

奥多摩ロープウェイ

都内にある奥多摩ロープウェイに遊びに行ってきました。

ロープウェイは奥多摩湖の二点をまたいでつなぐ、2駅存在しています。
そのなかで訪れたのは、 みとうさんぐち駅のプラットフォームです。

昔は2駅見れたのですが、1駅しか見られなくなってしまいました。
廃墟の強度的には問題がないのですが、訪れる人と地元の方とで
なにか発生したのか、それともやっぱり破られた金網がだめだったのか。
それともあのロープウェイによじ登って遊んでいるマナーの悪い廃墟ファンのためか...。
規制が厳しくなったようです。
まあいってしまえばいけなくはないと思います。
しかし、規制ラインがわかりやすく張られてしまい、管理人がいる可能性はありますので
ご自身の判断で規制ラインをくぐっていただくことになるでしょう。

今回訪れたのは、その問題の駅ではなく、みとうさんぐち(三頭山口)駅です。
こちらはまったく規制もなく、駅につづく階段もあり、スニーカーをはいていれば誰でもいけるでしょう。
バスで行かれる方は、陣屋バス停をご利用ください。
奥多摩駅から出るバス時刻は、こちらからどうぞ。

ちなみに都内といってもそこまで都会とはいえません。バス時刻と、バスの行き先に気をつけてください。
陣屋バス停にいくためには、奥多摩湖方面バスを利用してください。



 

okutama_10



okutama_7

 

okutama_1

 

okutama_2

 

okutama_9

 

okutama_8

 

okutama_6

 

okutama_4

 

okutama_5

 

okutama_3



こちらと、日原方面にある鍾乳洞、日原集落を訪れました。
すべてみて回ることができて、最後は温泉につかって夜21時くらいの電車で揺られ帰路につきました。

アイザック・アクロイドの初日

「あれが新しく配属されてきた新人か?」

部署内に低い声が通る。
初老の男は、ちょうどデスクを通った、比較的若い男に、目もくれずそう質問を投げかけた。
若い男は足をとめ一言

「そうです。彼です。」

とだけ言い残し、早急に立ち退いた。

「はあ。」

思わず、ため息をついた。
オフィスの、2ブロックほど先の少し開けた場所で、二人が立ち話をしているのだ。
まったく知らない顔と、よく知った顔。
それだけならまだしも、こちらにたまに視線が向けられているような気がした。
しばらくすると、女性は新人を連れて、デスク前まで歩いてきた。
予想は的中した。

「よう、アヴァ。」

ギデオンは、立ち上がりながら、隣の男に目を配った。

「おはよう、ギデオン。こちら、アイザック・アクロイド。」
「よろしくお願いします。」

まるで作り上げられたような笑顔を見せた。
少し、奇妙に思いながらも、アイザックが差し出した手を握り返しながら

「ギデオン・バルフォア。」

とだけ返した。握った手が、ひんやりと冷たい。
二人の握手のタイミングを計ったかの用に、アヴァは口を開く

「今日からあなたのパートナーよ、ギデオン。」
「え?」

ギデオンは、驚きのあまり思わず声をあげた。

「なんだって?」
「見回りも今日から二人で進めてほしいんだ。ギデオン。そっちの所轄の扱いがどうなっているか。わかっているはず。申し訳ないんだけどね…。」

ギデオンはわかりやすくため息をつくと、アイザックを見て、アヴァに視線を移した。
アヴァが肩をすくめる。
その目が、私がそう仕組んだわけじゃない、といっていることはわかっていた。
やるせない気持ちが、どうしてもギデオンを襲う。

「なるほどな...。新人、見回りいくぞ。」
「…はい。」

アヴァは微笑むと、頑張ってね、とアイザックの肩を軽くたたいた。


◆◆


簡素なエレベーターホールで、下いきのボタンを押した。
この昼前の時間、まだエレベーターホールを行き来する人間は少ない。
エレベーターが来るまで、そんなにかからないはずが、ギデオンにとっては長く感じた。
ひとつひとつの音が、今日はやたら大きく聞こえる。
ギデオンは、アイザックをみることもなく、口を開く。

「俺はお前のことを詳しく聞かされてはないが、お前、人間じゃないんだろ。」
「そうですね。」

さも当たり前のことを聞かれたかのように、アイザックは短く返答した。
その目は、ギデオンの後頭部を静かに見つめている。

「そうか。いや、別に不満ってわけじゃないが。」

気まずいことを聞いてしまったようなきがして、首の後ろに手が伸びた。

「わかってますよ。ギデオン刑事。」

アイザックはくい気味にこたえる。
ギデオンの行動から、なんとなく心情を察したのだ。
そこへ、ちょうどよくエレベーターが到着を告げ、扉がひらく。
誰もいないことを確認すると、ギデオンはエレベーターに乗り込む。
アイザックも後に続いた。
ギデオンは勤務証明書カードをかざすと、1Fのボタンを押す。
アイザックはギデオンの行動の隙間を見つけると、言葉を続けた。

「旧捜査一課の予算についても見当がつきます。」

ギデオンは乾いた笑いをもらす。

「あまりにも人が少なく、驚きました。」
「まあな。」
「……。」
「まあ、なんだ。…コストカットだ。今はもう地をいく捜査の時代じゃない。それに、お前がわかっているとおり、犯罪のステージはいまやデジタルの時代だ。俺たちも、必要なくなったわけじゃないが、な。」
「詳しく聞かされていませんが。」

わざとか、アイザックはギデオンと同じ言葉運びをしたうえで

「そこに派遣された私は、テスト用なんでしょうか。」

ギデオンは少し思考をめぐらせ

「そうかもな。もしかすると、だが。俺もそろそろ…。」

言葉をさえぎるように、エレベーターの重い扉が開いた。
ざっと5名ほど、中肉中背の男たちがエレベーターホールでギデオンが乗っていたエレベーターを待っていたようだ。
その間を縫って、1Fのエレベーターホールを後にする。
あくびをかみ殺しながら、ギデオンは勤務証明書カードをゲートのスキャン位置にかざす。
透明な扉が開いて、初夏の空気が鼻腔をくすぐった。

「アツイな。」
「夏、そろそろですね。」
「お前には関係ないだろ。」

証明書カードをポケットに突っ込んで、そのついでに車のキーに触れる。
アイザックは先行くギデオンの背中をみつめながら、小さく笑う。
ギデオンは不思議に思い、振り返る。
はじめに感じた、彼特有の作られた笑みはなく、限りなく人間にちかい、小さな、複雑な微笑に混乱した。

「いいえ、実は、ありますよ。」

ギデオンの心情を知ってかしらずか、アイザックはまるで予想できない回答を返す。
そのころには、複雑な微笑は、顔から消えていた。
わざとらしい、真剣な顔に戻っていたのだ。

「それと、私の名前は、お前、ではありません。」

ギデオンは目を細める。

フェブラリィ 悪霊館/フェブラリィ -消えた少女の行方- の解説と感想

_SY445_

 

 

 

この映画について

タイトル:フェブラリィ -悪霊館- / フェブラリィ -消えた少女の行方- 
原題:The Blackcoat's Daughter
監督:オズ・パーキンス

 

若干ネタバレありの感想が以下に続くので
見たいと思う人や、情報を得たくない人は避けてください。

感想

3人の少女を主人公にして、それぞれの視点で話が進むため
時間や時代の前後が起きて、わかりにくいという部分が目立った。
「何がおきているのか」という部分を明確に描かず、客観的に絵をとる手法は
ツインピークス」の空気感を彷彿とさせています。
個人的にはツインピークスの空気感が好きなため、好みです。
脚本も新鮮に感じたのは、よくあるホラー映画の「悪魔」の存在の描き方が、特殊だったからかもしれません。
そういえば、悪魔ものでも「ジェーン・ドウの解剖」のような作品のように、一ひねり加えるのが主なのでしょうか。この作品も少し変わっていますね。
最近のステレオタイプのホラーに一石を投じるものだと思います。

また、絵作りもかなり美しく、全体的にブルーの印象を持たせつつ
少女のはかなさを描くのがうまいと感じました。
全てのシーン、とまでは行きませんが、カット、ものの配置や、見せ方にこだわりを感じます。

 

feb1

 

考察

・わかりにくい人のために

まず、物語が散らばってわかりにくいと感じた方に
悪魔に取り付かれていた少女、カットですが、彼女=ジョーンという見解であっていると思います。
カット=ジョーンです。
ジョーンは物語の途中途中で描かれる、バスターミナルにいた女性です。
ジョーンという名前は、カットが記憶喪失をしていたため
自分が社会に出たとき説明に困らないよう、脱走時に始末したであろう
精神科の人間のネームプレートから名前を借りています。

カットが、学校で起こした事件後、つまりあの悲惨な事件(ローズが出てくる本編)後
警察官によって肩を撃たれたカットは精神病棟に収容されます。
そして、何年後か、精神病院を脱走。
記憶喪失ながらも、のこっている記憶を頼りに、引っかかった場所に向かって逃走します。
ちょっとしたフラッシュバック程度だった記憶も、車に乗っていた親切な男の話をきっかけに思い出し始めたのだと思います。
つまりカットが殺害し、今はもういないローズの話を聞いたことによって、自分がしてきたことを思い出したのだと思います。
そして、捕まった当初、神父によって払われた「悪魔」を取り戻すべく、儀式を行おうとするのです。

カットが悪魔を取り戻そうとする件に関してですが
明確になぜなのかは描かれません。
個人的に思う部分は、映画冒頭で描かれたカットの両親の事故が、もしかして現実になってしまったのではないか、という不安に付け入られたのかもしれませんね。
ローズは悪魔ではなく、ただの少女でしたが、嘘をついてカットを脅かしたり、面倒をみない、と言ったりして、カットの精神状態をかき乱しました。
全ての原因でありそうな部分に関しては、彼女が悪魔だったといっても過言ではないのかもしれません。
実際、カットの視点から語られるものは、ローズの影と悪魔の影が重なります。
精神が不安定になる「きっかけ」「悪魔のささやき」だったのかもしれません。

カットにとって迎えに来なかった両親よりも
ずっとともに寄り添った悪魔を選んだ部分に、彼女の孤独を感じることができます。
不安と卑屈でさいなまれ、悪魔の進入を許したのでしょうか。

 

・ラストシーンについて

悪魔を呼び出すことができなかったのは、暖炉にともらない炎をみれば明らかでした。
カットは、ずっと孤独なときに寄り添ってきたにもかかわらず、戻ってこなかった唯一の隣人に絶望しているように見えました。
悪魔はシスターを殺したいがために、カットを利用したのかもしれません。
たいてい、悪魔は一度手に入れた肉体から、早々離れることはないように描かれるのですが
神父による悪魔退治のシーンはあまりにあっさりしています。

もしかすると、カットはあのときに、シスターを殺すためだけに、自分が利用されただけであると悟り自分がやってきてしまったことを、恐ろしく感じたのかもしれません。
そして、自分とともに歩んでくれる人を全て亡くしてしまった、という
冒頭の絶望感と同じようなものにさいなまれ、またループしてしまうのではないでしょうか。

はじめに

このブログがメインに扱うものは?

・映画の感想

・一次創作イラスト

・一次創作小説

・二次創作イラスト

 

全てのイラストに関し、著作権を放棄しません。
また、自身で楽しむ分には問題がありませんが、自作であるとの発言や転載はご遠慮願います。